学べるということ、夢を持てるということ

母の職場を訪れる途中、いつもは通らない道を歩いてみた。 すると資料館のようなものに出くわし、興味津々で立ち寄ってみた。中へ入ると一枚のポスターが目に飛び込んできた。 どうやらここは青年海外協力隊で知られる、JICA(国際協力機構)の建物らしい。 このポスターは「幸せとは・・・」ということがテーマで、「学べるということ」がそのひとつ。ハッっとした・・・ 今の私は勉強が好きだけれど、勉強が嫌い、学校に行くのが面倒、と思ったことは幾度とある。けれどアフリカ難民の子供達にしたら、戦争や難病に悩まされ、毎日生き延びることに必死。 学ぶということは、心に余裕がなければできないこと、平和な環境がなければできないんだと再認識。学校に行きたくても、行ける環境にいない人は沢山いる。勉強を嫌だと思うことがあることに、とても反省。 そして「学べるということ」の横には、「夢をもつこと」とあった。飢餓や地雷があたりまえにある場所では、明日生きれることが幸せ。将来何になりたい、何がしたい・・・なんて考える機会はほぼないという・・・ その横にあったこの映画のポスター。 これは売春宿に生まれたインドの子供達に、写真を通して「夢を持たせる」ということに努めた女性の作品で、アカデミニー賞のドキュメンタリー部門を受賞している。 あらすじを読んでるだけで、心苦しくなってしまった。今週末にここで上映会があるらしいけれど、見終えるか心配・・・ 学べるということ、夢を持てるということがどんなに幸せなことなのか考えさせられた。 そのまま奥に進んで行くと、なんとフェアトレード・フェアが催されていた。そこにはフェアトレードの資料でいっぱい、また「島国に生きる」という冊子まで・・・これにはビックリ。 というのも、大学院へ志願した際にフェアトレードについての論文を提出していたから。 フェアトレード形式を生かし、太平洋地域の島々のビジネスを斡旋できれば???という案を書いたけれど、具体的な実案が浮かばなかった。 偶然立ち寄ったこの場所で・・・ 何かのサイン???